らくらグループ
2018年3月 9日 News
エピソード3 その後:介護付き有料老人ホーム花ごよみ 施設長 中村 つぐみさん「最後の場所がここで良かった」 花ごよみのその後のお話
花ごよみでは、前回のエピソード3でご紹介したお客様が亡くなられた後も、ご家族様と職員の温かな交流が続いています。
1月にご逝去された中村たけ様のご家族様が、先日プレゼントを持って花ごよみにいらっしゃいました。職員に手渡された額縁の中には、たけ様と花ごよみの職員がお人形になって笑顔で収まっています。
これは、たけ様のお誕生日に撮影した写真をもとに、ご家族様が羊毛キルトで手作りしたものです。一人一人の特徴がしっかり捉えられており、たけ様と職員の日々の様子が伝わってくるようで思わず顔がほころびます。心を温かく照らすような花ごよみの宝物が一つ増えました。
そして中村施設長も、先日らくらグループのホームページに掲載されたエピソードをご家族様にご覧いただくことにしました。すると、「母が亡くなってもこうして文章にしていただけること、最後の最後まで母は幸せです。母が巡り合わせてくれたこの縁に感謝したい。」と、ご家族の皆様が涙を流しながら喜んで下さいました。
その日、ご家族様も花ごよみの職員もたけ様との日々に思いを馳せ、お互いに胸が熱くなるような、それでいてどこか和やかな気持ちになりました。中村施設長は「この思いを今後も継続し、日々を大切にしていきたい!」と感じていました。こうしてお客様やご家族様、一緒に働く仲間など出会えたことに感謝しなければと。
中村施設長や花ごよみの職員だけではなく、他のらくらの職員もご縁に感謝すること、1日1日を大切にし決して諦めないことなど、たけ様との出会いから多くのことを学ばせていただきました。今日もらくらグループのどこかで、お客様やご家族様と職員が心を通わせ一緒に泣いたり、笑ったりしていることでしょう。
お客様が穏やかに最後の1日まで笑顔で暮らせるようになることで、ご家族様も、らくらの職員も皆が幸せな気持ちになれます。
人生のセカンドステージにもっと華を!
※ご家族様のご承諾をいただき、本名で掲載させていただきました。