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らくらグループ 新年挨拶

 新年あけましておめでとうございます。

 旧年中はらくらグループの施設でクラスターが発症し、お客様やご家族様には大変ご不自由とご心配をおかけいたしましたこと、心からお詫び申し上げます。

 2019年の12月下旬に中国武漢で発症した新型コロナウイルス感染から、2020年1月に日本で初めて陽性者が確認されました。そこから年々感染力の強いウイルスの変異株が発見され、日本で初感染者が確認されてから4年目になりますが、残念ながら全国で感染が収まる兆しが見えておりません。

 世の中は、コロナウイルスとの上手な共存生活に戻っております。しかしながら医療福祉の現場は、長引く感染対策による「人手不足」と「お客様の身心の低下」という障害も起きております。

 本年は、らくらケアの各施設で「人手不足」と「お客様の身心の低下」による課題の改善として、採用基準の見直し、人員配置の見直し、そしてお客様の日常に体力維持を考えたケアの見直しを行ってまいります。更に、クラスターを起こした苦い経験を活かし、感染対策についての職員教育を徹底していきます。

 らくらダイニングでは、物価高騰という難題に対処しながら、昨年から冷凍だけではなく、お客様のニーズに応え冷蔵の真空パックを復活させ提供しております。引き続きより一層顧客との関係性を大切に営業活動を行っていく所存です。

 そしてらくらホールディングスでは、デジタル化を更に進め、変革できる組織体制の構築を目指していきます。

 最後に、昨年から続いております燃料・食料費の高騰は、今年も更に厳しくなる予想でございます。このような状況下であっても、対処しなければならない課題に真摯に向き合いより一層、お客様・ご家族様との対話を重視していく所存です。

 皆様のご健康とご多幸を心から祈念し、本年も引続きのご愛顧を賜りますように、宜しくお願いいたします。

令和5年1月吉日

株式会社らくらホールディングス

代表取締役 浅沼静華