らくらグループ　新年挨拶

　新年あけましておめでとうございます。

　旧年中は長引くコロナ禍の中、外部企業様からの沢山の物資のご支援を承りました。また、迅速な情報もご教示いただき、お陰様で弊社の中でコロナ感染者を一人もだすこと無く運営を続けられました。ご支援をくださった皆様には、改めまして感謝申し上げます。

これから先、新型コロナウイルスとは常に共存しながら生活をすることを余儀なくされるでしょう。その中で、私達企業に求められることは、お客様に対して誠実な経営と企業として安定的な成長だと思っております。

「誠実な経営」といたしまして、介護事業では、昨年から内部監査として"コンプライアンス・プロジェクトチーム"を立上げ、各施設を法令順守の基準、衛生面の基準、安全対策の基準から調査をしてまいりました。昨年は課題を発見できた年であり、今年はその改善を徹底する年としていき、お客様やご家族様に対して安心していただける運営を行えるように努めてまいりたいと存じます。そして食事事業では、今年はHACCP(ハサップ)認証が取得できるように、昨年からセントラルキッチンで研修を行い、一つ一つ課題を分析し、対処して参りました。

そして「企業として安定的な成長」といたしまして、労働集約型事業である弊社は、人材が宝です。しかし、少子高齢化の流れは増々激しくなり、人材の採用と教育におけるコスト増は余儀なくされます。その中で、改めて各事業運営の見直しを行い、未経験者・無資格者の採用と育成そして定着に力を入れたいと考えます。近年では、DXとかリモート、IT化などという言葉を頻繁に目にいたしますが、まずは、らくらグループの長期経営ビジョンをしっかり掲げたうえで、必要な時に必要なモノを適宜導入できる安定的な成長に務めて参りたいと存じます。

らくらグループはサービス業です。サービス業の基本である、「顧客の声に耳を傾け、顧客から学ぶ」という基本を忘れずに立ち返り、誠実で安定的な成長が出来る企業にしていく所存でございます。

皆様のご健康とご多幸を心から祈念し、本年も引続きのご愛顧を賜りますように、宜しくお願いいたします。

令和4年1月吉日

株式会社らくらホールディングス　　代表取締役　浅沼静華